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♪ウガチャカ〜『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』を鑑賞する [映画鑑賞]

 
      負け犬のままじゃ、笑うことも出来ない
      お前たちに、生きる意味を与えたいんだ
     さあ、一緒につかもう、心の痛みに届くまで
      〜ランナウェイズ「♪チェリーボム」(1977年)より〜
 
      
     『ガーディアンズ・オブ・・ギャラクシー』
         ( 原題:GUARDIANS OF THE GALAXY )
          2014年 アメリカ映画 上映時間:120分
 
 監督:ジェームズ・ガン
 脚本:ジェームズ・ガン&ニコール・パールマン
 音楽:タイラー・ベイツ
 出演:クリス・プラット   ....ピーター・J・クイル
                (スターロードを自称するトレジャー・ハンター)
    ゾーイ・サルダナ   ....ガモーラ(凄腕の暗殺者)
    ブラッドリー・クーパー....ロケット(アライグマの姿をした賞金稼ぎ)
    ヴィン・ディーゼル  ....グルート(ロケットの相棒である植物人間)
    デイヴ・バウティスタ ....ドラックス(ロナンに妻子を殺された男)
    マイケル・ルーカー  ....ヨンドゥ(無法者集団ラベンジャーズのリーダー)
    カレン・ギラン    ....ネビュラ(ガモーラの義妹でサイボーグ)
    リー・ペイス     ....ロナン(ザンダー星滅亡を目論むクリー人)
    ジャイモン・フンスー ....コラス(ロナンに仕える狂戦士)
    ベニチオ・デル・トロ ....タニリーヤ・ティヴァン(通称:コレクター)
    ジョン・C・ライリー .....ローマン・デイ(ザンダー星:ノバ軍警察幹部)
    グレン・クローズ   ....イラニ・ラエル(ザンダー星を統治する指揮官)
 
【あらすじ】
かつて栄華を誇っていた廃墟の惑星モラグ....
トレジャー・ハンターであるピーター・ジェイソン・クイル(クリス・プラット)は、所属する無法者集団ラベンジャーズのリーダー、ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)の命を受けて、謎の球体“オーブ”を入手するべくこの星へとやってきた。多少トラブルはあったものの、見事オーブを入手したピーター。だがピーターはヨンドゥを裏切り、単身でオーヴを売り払い大金をせしめようと画策する。
一方、ピーターにオーブを奪われ憤慨する人物がいた。クリー人であるロナン(リー・ペイス)である。自らをジ・アキューザー(=告発人)と名乗るロナンは、和平協定を結ぶザンダー帝国に対して強い恨みを抱いており、復讐の機会を虎視眈々と狙っていた。ロナンは巨大な悪の存在であるサノスと手を組み、ザンダー帝国を滅ぼそうと画策する。サノスとの交渉にはオーブが必要不可欠であり、ロナンはピーターに奪われてしまったオーブを奪還すべく、サノスの義娘で今は自身に仕える凄腕の暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を刺客としてピーターの元へと送り込む。
その頃、ピーターに裏切られたことを知ったヨンドゥは憤慨、彼の首に賞金をかける。
そこに飛びついたのが賞金稼ぎのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)とその相棒グルート(声:ヴィン・ディーゼル)だった。オーブを売り払おうとザンダー星に立ち寄ったピーターを、待ち伏せしていたガモーラとロケット&グルートが襲う。だが、街中で騒動を起こした4人はノバ軍警察に捕まり、ローマン・ディ(ジョン・C・ライリー)の手によって、宇宙刑務所キルンへと送られてしまった。そこには、かつてロナンによって愛する妻子を殺されたドラックス(デイヴ・バウティスタ)がいた。ドラックスはロナンの手下であるガモーラを殺害しようとするが、それをピーターは制止する。やがて、ピーター、ガモーラ、ロケット&グルート、ドラックスの5人は、お互いの利害関係を考え、刑務所を脱獄するため一時的に協力することになる....
脱獄に成功した5人は、オーブを高値で買い取るという謎の人物、通称コレクターと呼ばれるタニリーヤ・ティヴァン(ベニチオ・デル・トロ)が住む鉱山惑星ノーウェアへと向かう。
そこで5人はオーブに秘められた“恐るべき秘密”を知ることとなる....
 
 
 
久しぶりに、スペースオペラの世界を満喫しました♪(^皿^)/
オープニング〜幼い少年ピーターが病床の母親の臨終に立ち会おうとしています。
母親は死を目前にしても尚、優しい眼差しで息子を見つめます。しかし、少年は“母親との別れ”という辛い現実を受け入れられず、差し出された母親の手を握り返すことが出来ません。冒頭から胸が熱くなる感傷的で切ない幕開けです。
それから一転....場面は突如宇宙へと切り替わります。
荒れ果てた惑星に着陸する一隻の宇宙船。機内からロングコートを身にまとったマスクの男が降り立ちます。男は暴風雨の中、荒れ地を進み、廃墟となった建物へ辿り着きます。
室内へと侵入し、マスクを外したその精悍な男は成長したピーターの姿。
やがてコートの内側に装着したウォークマン(!)で、おもむろに音楽を聴きはじめるピーター。軽快なステップを踏み、踊りながら歩みを進めるその姿は、馬鹿馬鹿しさに満ちあふれています。ここで、スクリーンいっぱいにデカデカと「GUARDIANS OF THE GALAXY」の文字が映し出されます。
(その間も画面上では小さく踊り続けるピーター....笑)
 
ここまでのオープニングで、この映画が作品を通じて何をやろうとしているのか?、その意図がハッキリと伝わりました。それは“もの凄く真面目な事とものすごく下らない事との両立”です。そして、それがスペースオペラという世界でものの見事に融合していました。
この作品のテイスト....めっちゃ大好きですッ!!(^皿^)
マーヴェル・ユニバース・シリーズの最高傑作『アベンジャーズ』では、監督のジョス・ウェドンがシリアスな展開の中にもユーモアをちりばめた作品作りが秀逸でしたが、本作『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』もまた然り。監督のジェームズ・ガンがシリアスとユーモアを独特のセンスでブレンドさせ、非凡な演出力を披露してくれています。
ド派手なスペースオペラの世界や奇抜なキャラクターに目を奪われがちですが、演出自体はものすごくオーソドックスです。かつて抱いていた正義感を再び取り戻す主人公、殺伐とした闇世界から抜け出したいと考える女暗殺者、喪失感を復讐心に変えて生きる哀しき刺青の男、容姿にコンプレックスを持つあまり、周囲に対して毒舌になるアライグマの男、無口でありながら、実は一番仲間思いで熱き血が流れる植物人間....など、主要人物の誰もが魅力的な性格であり、その個性的な5人が正義のため遂にチームとして(文字通り!)立ち上がる場面は、ヒーロー映画としてとても感動的な場面でした。
これぞ、正にアッセンブル!です♪(^皿^)/
 
それにしても、今回ほど英語力のない自分を悔いた作品もありませんでした。
劇中で挿入される70年代の歌の数々は、その歌詞の内容がちゃんと物語とリンクしているため、歌詞を理解出来ていると、作品の楽しみ方もまたぐっとアップしたはずなのですが、それが出来なくて非常にもどかしい思いをしました。
 
もちろん、作品として不満点がない訳ではありません。
例えば、満を持して登場した悪の帝王、サノス。
『アベンジャーズ』では顔見せ程度だったサノスが遂に登場!....と喜んだのも束の間、椅子に鎮座して喋るだけとは....残念無念。せめてロナンのことをBOY(若造)呼ばわりする恐さの片鱗をちらっとでもいいから見せて欲しかったです!。
 
そして、今回のメイン悪役(ヴィラン)であるロナン・ジ・アキューザー。
彼のクリー帝国に於ける立ち位置というものをもっと明確に描いて欲しかった。
冒頭の登場場面でノヴァ人(ノヴァ軍人)を処刑する場面が描かれますが、例えばロナンがクリー帝国上層部の制止を振り切り、単独で行動している様子を同時に描けば、ロナンの立ち位置がもっと明確になったのでは?と感じました。
 
更に、期待していたガモーラとネビュラの姉妹対決。
演じるゾーイ・サルダナもカレン・ギランもビジュアル的には最高だったけれど、格闘アクションという点ではやや消化不良気味。二人とも肉体改造された超人なので、その二人の闘いはもう少し派手で迫力あるものにして欲しかった。全体的な印象として、ジェームズ・ガン監督は格闘アクションの演出があまり得意ではない事が垣間見えたので、このあたりは続編で改善して欲しいところです。とりあえず、ゾーイ・サルダナは走りのフォームから改善してほしい。『マトリックス』のキャリー・アン=モスのように、力強くかっこいい走り方を勉強するように!。
 
キルン刑務所での描写に関していくつか....
囚人たちの手によって殺されそうになるガモーラ。でも、幾多の修羅場をくぐり抜けてきたはずのガモーラが、あそこで女性的な悲鳴をあげるのはちょっと違うと思う。むしろ、憮然としたふてぶてしい態度を見せた方が、暗殺者としてのキャラ(ザコに殺される気など、ガモーラにはさらさらない)が立ったように思う。
囚人たちの前で啖呵を切るロケット。でも、アレだと“虎の威を借るキツネ”ならぬ、“グルートの威を借るアライグマ”にしか見えない。ロケット自身も肉体改造された人間なので、そうした強さを見せた上での啖呵にして欲しかった。
普段、素っ裸でいるグルートだからこそ、刑務所では囚人服を着せて欲しかった。
 
そして、最後のアヒル野郎(!)、アレは....別にどうでも良かったかな?。
一発楽屋オチのネタとしては面白い試みだったけど、本編とは直接関係ない出来事だし、作品のエンディングとしてふさわしいとは思えなかった。ハワード・ザ・ダックを出すくらいなら、やはり続編への布石としてサノスを出すべきだったと思う。サノスとコレクターのやりとりなんかがあったら、続編への期待感がぐんと増したように思う。
ダンシング・グルートに関して。エンディングのミラノ号コクピット内で復活を見せるグルートですが、アレをあそこで見せるのはもったいない。エンドロールが終わった最後の最後で、死んだと思われていたグルートが見事復活、苗木として踊るグルートの後ろで、喜びのあまり一緒に踊りだすロケット....なんていう映像で終幕だったら感動的で最高だったのに!と悔やまれました。

 
【総括】 
不満点を色々述べましたが、総じて大いに楽しめた作品でした。
そもそも、この作品はツッコミを入れたりする類いの映画ではありません。
作品を楽しむためには、無条件にこの世界観を受け入れることが絶対必須条件です。
逆にこの“何でもアリ!”の世界観を受け入れられるかどうか?で、
その人の器の大きさとか人間的度量、空想力が計れるかもしれません。
例えば、刑務所に於ける“義足奪還”の場面。頭の固い真面目な人がこの場面を見たら「障害者をバカにしてる!」とか言いだすかもしれません。でも、そうじゃない、そう言う事じゃないんです!。この種のブラックジョークを楽しめるだけの余裕がないと、この作品は楽しめないんです。ぶっちゃけ、全編にわたりツッコミどころは至るところに満載です。
でも、そうしたツッコミを入れるのもまた野暮です。ツッコミを入れて作品をつまらなくするよりも、この馬鹿馬鹿しい世界を一緒に共有した方が遥かに楽しい!、本作はそんなことを感じさせてくれる一本です。
もし、この作品を楽しめなかったという人がいたら、その人はもの凄く真面目な人か、
もしくは日々の生活で心に余裕のない生活をおくっている人かもしれません。
是非、頭を空っぽにして、この壮大なスペースオペラの世界を楽しんで下さい。
グレン・クローズの無駄に派手な髪型、ベニチオ・デル・トロの二日酔いのような座った目つき、青塗りしても本人だとすぐわかるマイケル・ルーカーの顔面力、普通のおっさんにしか見えないジョン・C・ライリー....etc そうした事を無条件に楽しめる人なら、きっと楽しめることでしょう♪(^皿^)。
 
 
ロケット:なぜ、そこまでしてこの銀河を救いたがるんだッ!?
ピーター:俺が住んでいる世界だからだよッ!!
(ほとんど漫才のようなやりとり....笑)
 
 
オイラの予想通り、日本での興行成績があまり芳しくない模様の本作。
でも、こんなにワクワクする楽しいSFファンタジーは本当に久しぶりでした。
大袈裟な言い方ではなく、この体験は『スター・ウォーズ』に匹敵するかもです。
単に空想映像を見ているだけでも楽しい作品ですし、
劇場の大スクリーンで鑑賞すべき作品です。
壮大かつ非常にバカバカしくも、ストレートな感動が待ち受けるこのスペースオペラの世界を、是非映画館で体験して下さいッ....ウガチャカ♪(^皿^)/
 
 
   『何をしている??、それは一体何の真似だ....!?』
   ロナン・ジ・アキューザー.jpg 
オーブに秘められた神秘の力を使い、ザンダー帝国を滅ぼそうとするロナン
映画のクライマックス、ロナンがその力を行使しようとした正にその瞬間(とき)!
スターロードことピーター・クイルは、突如歌を歌い、そして踊りだす
 
   ロナン:「それは、いったい何のつもりだ....!?」
  ピーター:「俺とお前で、ダンスバトル対決しようぜ♪」
   ロナン:「(えっ!?)???.....(汗)」
 
この時のロナンを演じるリー・ペイスのキョトン顔がたまりませんッ!(^皿^)
※でも、この場面で声をあげて笑ったの、劇場内でオイラだけだったなあ...
 オイラの笑いのツボは、おかしいのかな??
 

レゴ スーパー・ヒーローズ ミラノ・スペースシップ・レスキュー 76021

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  • 出版社/メーカー: レゴ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ピーターの愛機ミラノ号が、かっこいい!(^皿^)
 

ナーフ Nストライクエリート ラピッドストライク

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  • 出版社/メーカー: タカラトミーマーケティング
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ロケット気分を味わえるトイガン♪
OHHHHHH YEAHHHHHH!!
  


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