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打倒!カール・ベイダー!!〜頑張れ!、立本信吾アナウンサー [辛口コメント]

映画『スター・トレック』シリーズを見事に復活させたその手腕を買われたJ・J・エイブラムス監督が次に挑むのは、SWシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。
このほどアメリカで開催された公式ファンイベント、スター・ウォーズ・セレブレーションに於いて、その最新映像が公開されました。墜落した戦艦スター・デストロイヤーや、朽ち果てたダース・ベイダーのヘルメット、かっ飛ぶミレニアム・ファルコン号やX-ウィング機、圧巻はラストに登場した老ハン・ソロ(相棒チューバッカの容姿は変わらず!?)など、ファンを興奮させる映像が目白押しで、このあたりはさすがJ・J・エイブラムス監督といったところ。作品への期待感はますます高まるばかりです♪
 
さて、フジテレビ朝の情報番組『めざましテレビ』では、その模様を軽部真一アナウンサーが現地カリフォルニアより伝えていました。ダース・ベイダーの格好で登場した軽部アナは、自らを“カール・ベイダー”と称し、お馴染みの呼吸音を披露した訳ですが....
 
シュコー、シュコー、(軽部アナ音声&字幕表記より)
 
....シュコーって何だよッ!!(怒)
賢明な『スター・ウォーズ』ファンの方々なら、このシュコー表現が全然正しくないことは明らかですよね?。この超テキトーなダース・ベイダーっぷりに、なんだか大好きなキャラクターを侮辱されたみたいでちょっとカチン!ときた私。
「....はは〜ん、コイツ『スター・ウォーズ』をちゃんと見た事がないな?」
そんな疑問が沸き上がりました(だから、コイツの映画評は信用出来ない)。

百歩譲って、軽部アナが本当にスター・ウォーズ映画ファンだと仮定しましょう。
そうすると別の問題が持ち上がります。
それは、彼のアナウンサーとしての資質です。
アナウンサーという仕事は、言葉を用いて状況を巧みに表現するのが仕事のはずです。
にも関わらず、軽部アナはダース・ベイダーの呼吸音を“シュコー”としか表現出来なかった....耳がおかしいのか?、それとも表現力に乏しいのか?
明らかに、アナウンサーとしては2流....、いや3流と言っても過言ではないでしょう。
 
思えば、この軽部真一アナウンサーという人は、とても不思議な人です。
アナウンサーとして何かを成し遂げたい!というより、アナウンサーという職業を利用して自分のやりたい事を実践しているような印象をうけます。つい先日も『レ・ミゼラブル』コンサートに参加して歌を披露する軽部アナの姿を見ましたが、その様子は仕事というより個人的趣味(ミュージカル&歌好き)を満喫しているように見えました。
 
一方、スタジオ内では若手の立本信吾アナウンサーが解禁されたばかりの映像を解説。
自身も熱狂的な『スター・ウォーズ』映画ファンということで、立本アナウンサーは興奮気味に熱く映像を解説し、その姿に三宅アナや加藤アナ、山崎アナが軽くドン引きする姿がちょっと笑えました。が、同時に立本アナには同じスター・ウォーズファンとして凄く好感を持ちました。会場でグリーバス将軍のコスプレをしたファンに対して、「(経費は)いくらかかったんですか?」というスタッフのゲスな質問に対して、立本アナはそのファンが咳き込みながら喋ってる点に注目、すかさず「ちゃんと咳き込みながら喋ってる♪」と、いかにもファンらしい着眼点を披露していました。
(注....グリーバス将軍が喋る際なぜ咳き込むのか?は、ファンなら周知の事実)
立本信吾アナのような真のSWファンである人物を現地カリフォルニアに派遣して取材させれば、会場の熱気もより伝わったと思うんですが、軽部真一アナの取材ではそれすら伝わらず、彼の超テキトーな仕事ぶりだけが印象に残りました(眼鏡の奥の目が、いつも以上に死んでいた)。
そもそも、今回の取材になぜ軽部真一アナが起用されたのでしょうか?。めざましファミリーの中に立本信吾アナというスター・ウォーズに詳しい人物がいたにも関わらず、なぜかスター・ウォーズのことをさして好きでもない、詳しくもない軽部真一アナが派遣されたのか?が、不思議でなりません。
例えば、野球の取材なら野球に詳しい人が、サッカーの取材ならサッカーに詳しい人が起用されますよね?。例え、詳しくなくても事前に勉強していくと思うんです。軽部アナからはそうした姿勢すら見えなかった....その点にも不快感を覚えました。
まさかとは思いますが、海外出張という名の海外旅行に行ったんじゃありませんよね?。
 
例えば、今回の取材に対し、ひと言「私はスター・ウォーズに関して詳しくはありませんが、頑張ってお伝えします」と謙虚な姿勢を示していれば、受けた印象もまた違ったと思いますが、さしてSWのことについて知らないにも関わらず、ふざけた姿勢でベイダー卿を愚弄する態度がとにかく不愉快だった軽部アナ。彼がどんな仕事をしようが関係ないし、知ったことではありませんが、少なくとも今回のカール・ベイダー姿でダース・ベイダーを侮辱したことで、日本全国のSWファンを敵にまわしたことだけは確かです。
 
年末には遂に公開となる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。
これからも“映画通をきどった”軽部真一アナが何かと関わってくる事が予想されますが、邪悪なカール・ベイダーよりもルーク・立本に仕事が回るように、立本信吾アナを応援したくなるオイラなのでした。

 
     『立本信吾アナ、フォースを覚醒させるのじゃ!』
     ヨーダ.jpg
 

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顔出しはNG!?〜フォトブック『ムーとたすく』著者アヤサカイさんの姿勢に感じる、ちょっとした違和感 [辛口コメント]

フレンチブルドックと少年が触れ合う日常を切り取ったフォトブック
『ムーとたすく』が人気だそうです。

ムーとたすく (一般書)

ムーとたすく (一般書)

  • 作者: Ayasakai
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2014/04/09
  • メディア: 単行本


元々はウェブ上で公開されていたそうですが、人気が出たため書籍化されたとのことです。
先日、朝のワイドショーでこの話題が取り上げられていました。
なんとも言えないチャーミングなフレンチブルドッグのムーさんとおかっぱの髪型が特徴的な少年たすく君との、何気ない日常が切り取られたスナップ写真は、とても素敵です。
プロの写真家ではない、良い意味での素人っぽさが受けたのかもしれません。
 
さて、ここからが本題。
ワイドショーでは著者であるAyasakai(アヤサカイ)さんに取材を申し込んでいました。すると、御本人さんは顔出しはNGとのことで、書面にて番組側からの取材に応えるという形をとられていました。
でも、ちょっと待って!
顔出しNG!って、何か変じゃありませんか?
 
かくいうオイラも匿名でブログをやっていますので、顔出しに抵抗があるというアヤサカイさんのお気持ちはある部分では理解出来ます。でも、それを抜きにして、オイラが感じる違和感は、子供の顔はネットを通じて全世界に公開(しかもおそらく本人の承諾は取っていないであろうし、そもそもそんな判断が出来る年齢ではない)しておきながら、保護者である自分自身の顔は非公開という気持ち悪さです。ネットに素顔をさらすのは、それなりのリスクがあるということを理解しているからこそ、アヤサカイさんは素顔を公表されていない訳ですよね?。にも、関わらず未成年である子供の顔を公表することには何の抵抗も感じないのでしょうか?。それって保護者として正しい行為なのでしょうか?。なんだか親の趣味に“その道具として子供を利用している”みたいで、ちょっと嫌な印象を持ってしまいました。
アヤサカイさんに限らず、自分の子供の画像をネット上にアップする親は結構多いですよね。画像をアップすることで生じるリスクを考えたら、オイラはその感覚が今イチ理解出来ないのですが、これは個々の自由の問題でもありますし、一概にダメと言うつもりはありません。ただ、一方的に子供の顔をネット上に公開して子供自身にはリスクを与えておきながら、保護者である自分はリスクを避けるというやり方が、どうにも卑怯に思えてならないのです。保護者である親がまず素顔を公開して、その責任下に於いて自身の子供の素顔も公開するというのなら、まだ何となく理解出来ますが、【子供の顔は公開、親の顔は非公開】という構図が、どうにもアンバランスに思えて気持ち悪さが拭えません。
 
また、別の側面からも素顔非公開というのには違和感を覚えます。
趣味の領域で写真公開をやっていた頃ならば、素顔非公開でも別に構わないでしょう。
しかし、実際にそれが本という商品になり、そこにビジネス=商売が成立してしまった時点で、著者であるアヤサカイさんには、必要最低限の責任が生じるのではないでしょうか?。
 
保護者であるという意味に於いても、また商売をするという意味に於いても、
アヤサカイさんの素顔非公開という姿勢には、ちょっとした違和感を感じるオイラなのでありました。
 
まあ、それはともかく、フォトブック自体は素晴らしいので、
興味のある方は手にしてみて下さい。
(オイラは購入しましたよ、念のため)
  
 
    アヤサカイさん、顔出しNG!って....
    フレンチブルドッグ.jpg
  

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悪意のない間違い [辛口コメント]

 
    捏造じゃないッ!、これは悪意のない間違いなんだッ!!
      リトル・ミイ.jpg
 
      ....と、リトル・ハルコは歴史に残る名言を発して
      只今ムーミン谷へと“雲隠れ”の真っ最中であります
 
 
 『悪意のない間違い』は、今年の流行語大賞にノミネートされました♪(ウソ)
 

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サプライズ・ブラザーズ〜キムタク版『宮本武蔵』に驚く [辛口コメント]

兄:うわわっ!!
 
弟:どうしたんですか?
 
兄:木村拓哉主演の時代劇『宮本武蔵』を見てたんだけどさ、ビックリしたよ!!
 
弟:テレビ朝日開局55周年を記念して制作されたスペシャルドラマですね
  土・日の2夜連続放送で、計5時間近くの超大作ドラマ
  木村拓哉さんが主役の宮本武蔵を、強敵の佐々木小次郎を沢村一樹さんが演じています
  その他にも真木よう子さんをはじめ、豪華出演陣も話題でした
  原作:吉川英治『宮本武蔵』、脚本:佐藤嗣麻子、音楽:服部隆之、監督:兼崎涼介
  でも、このドラマのいったい何にビックリしたんですか?

兄:だって、キムタクの宮本武蔵ってさ、脇毛がないんだよッ!
 
弟:はい!?
 
兄:だーかーらー、脇毛がないんだってば!!
 
弟:論点が見えませんけど?(苦笑) 
 
兄:考えても見ろよ、宮本武蔵と言えばワイルドな男の象徴だろ?
  ワイルドと言ったら、当然毛だろう?、毛!
  濃い眉毛に無精髭、胸毛にすね毛、そして脇毛だよ
  それこそが、ワイルドな男の象徴だッ!
  なのに、キムタク武蔵にはそのワイルドさが皆無でビックリしたんだよ!
 
弟:宮本武蔵=ワイルド(野性的)だっていうキャラクターは、
  後に小説やメディアによって作られたものでしょ?
  案外、本人はキムタクみたいにツルツルだったかもしれませんよ(苦笑)
 
兄:オレはそんな宮本武蔵は認めないぞ!、毛のない宮本武蔵絶対反対!!
 
弟:何に反対してるんですか?(笑)
  平成の宮本武蔵は清潔感が売りなんですよ、きっと
  それより、ボクは真木よう子の方にビックリしましたけど
 
兄:なんで!?、日本アカデミー賞を獲った実力派女優だぞ
 
弟:それが問題なんですよ、確かに彼女は実力派の女優ですけど
  でも、そんな彼女が時代劇演技の出来てないことに、ビックリしたんです
  まさか、あそこまでヒドいとは正直思いませんでした
 
兄:きっと収録が“アカデミー賞受賞前”だったんだろ?
 
弟:そういう問題じゃないでしょッ!(苦笑)
  台詞自体は時代劇調でしたが、口調が現代的でかなり興醒めしましたね
  監督は演技指導してないんですかね?
 
兄:でも、それは彼女だけじゃなかっただろ?
  ユースケ・サンタマリアも、武田鉄矢もそうだったじゃん
  武田鉄矢なんか、金八先生が喋ってんのかと思ったぜ
  『この、ばかちんがーッ!』
 
弟:時代劇って、ある意味“ファンタジー”じゃないですか?
  昔の人が実際にどうやって喋ってたか?なんて、誰にもわからないんだから
  でも、確実に言える事は、決して今のような喋り方じゃなかった!ってことですよ
  だからこそ、時代劇で現代口語を使っちゃダメなんですよ
  現代口語で喋ると、現代人のコスプレショーに見えて仕方がない
  見ている視聴者がドラマを見ながら過去にタイムスリップするには、
  それなりの喋り方が必要不可欠なんです
  
兄:時代劇のお芝居って、歌舞伎とかと同じで特殊な技能が必要だからな
  台詞回しもそうだけど、殺陣とか所作なんて、一朝一夕で出来るもんじゃないよ
  
弟:今回の殺陣も刀が役者にガンガン当たってましたね
 
兄:身体に当たった刀が、ぐにゃぐにゃしてた(笑)
  まあ、別の意味で“リアル”だったけどな
 
弟:リアルの方向性が間違ってますよ!
 
兄:何より、刀の表現が軽すぎるのが問題
 
弟:確かに刀鉄の重さは伝わってこなかったですね
  殺陣の際に流れてた軽いノリのBGMが、更に拍車をかけてました
  ボク、服部隆之の『王様のレストラン』大好きなんですけど、今回の音楽はダメでした
 
兄:役者ってさ、そこに存在しないものを存在するように見せるのが仕事だろ?
  殺陣の場面に於いて、チャンチャンバラバラはもちろん重要だけど、
  その時も、刀の重さはちゃんと表現してないとダメなんだよ
  言っとくけど、刀って鉄だからね!、鉄!
  例えば、刀を構えた時にさ、
  そうした重量感を表現出来てると出来てないとでは、
  後の立ち廻りでの迫力が全然違ってくるんだよ
 
弟:いわゆる、静と動....緩急ってヤツですね
  まあ、殺陣もそうですけど、
  時代劇に於いてどこまでリアルを追求するのか?っていうのは、
  永遠のテーマでもあると思います 時代劇の場合、
  リアルじゃない!っていうツッコミは、入れ始めたらキリがないですからね
  所詮はエンターティメントなので、どこかで折り合いは必要なんだと思いますよ
 
兄:それでも、最低刀の重さくらいはきちんと表現して欲しいぜ
  先日、ピーター・ジャクソン監督の映画『ホビット』のメイキングを見たんだけどさ
  ちゃんと演技指導してたよ、
  「戦う時は、ハンマーや斧の重さをちゃんと表現して欲しい」って
 
弟:『宮本武蔵』と『ホビット』とを比較されても困りますけど(苦笑)
 
兄:時代劇=ファンタジーって言ったのお前じゃん
  宮本武蔵も、ドワーフも、ワイルドって意味じゃ同じようなもんだよ
  キムタク武蔵も、ドワーフばりの毛むくじゃらにして欲しかったぜ
  キムタクは劇中付け髭して熱演してたけど、だったら付け脇毛も必要不可欠だろ
  脇毛がないのに、髭ボーボーっていくらなんでも不自然じゃん
  体操の内村航平選手みたく、ふっさふさの脇毛じゃなきゃ♪
 
弟:脇毛にこだわりすぎですよ!
  それじゃあ、女性視聴者は完全にドン引きです
  剣豪・宮本武蔵もF1層には、勝てないって事ですね
 
兄:そう言えば俺、刀を重く見せられる達人を知ってるぜ
 
弟:時代劇が盛況だった昭和の昔ならいざ知らず、
  平成の今の世に、そんな人いましたっけ?....誰ですか?
 
兄:がーまるちょばっていう二人組でさ
  彼らの手にかかったら、軽いモノも重いように見えるんだ!
  そこにない壁や階段が、あるように見えるんだよ!!
  凄いだろッ??
 
弟:それ、パントマイムじゃんッ!(笑)
 
   〜終わり〜
 
  
  【サプライズ・ブラザーズとは....?】 
  RIMG1538.JPG
  口は悪いが、曲がった事が大嫌いな熱いハートの持ち主である兄と、
  佇まいは紳士的だが、実は兄よりも毒舌家という弟による、2人組みのコンビ
  日夜、世の中に巻き起こる出来事に対して、サプライズしている兄弟である
  

  
宮本武蔵(一) (新潮文庫)

宮本武蔵(一) (新潮文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/01/28
  • メディア: 文庫



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テニス観戦時における“タメ息”は、マナー違反ですか? [辛口コメント]

有明・テニスの森公園で開催されていた『東レ・パンパシフィック・オープン』で、クルム伊達公子選手(42)=エステティックTBCが、観客に対して激しいイラ立ちを露にした。
2回戦、サマンサ・ストーサー(豪)と対戦したクルム伊達公子選手は、ストレート負けで敗退。試合中、ミスのたびに観客から沸き上がるため息に対して、「シャラップ!(黙れ!)」と一喝。その後もミスのたびに沸き上がる観客の“ため息”にイライラを募らせていたクルム伊達公子選手は、遂に観客に対して「ため息ばっかり!」と大声で悪態をついた。
試合後のインタビューでクルム伊達公子選手は、「これだけ(ファンが)たくさんいる割りに、見る側のレベルが上がっていない」と、観客を批判。「ため息はポジティブな反応じゃない。エネルギーを吸い取られる」と、まるで自分が負けた原因は観客のマナーの悪さにあると言わんばかりだった。
 
 
スポーツ観戦の醍醐味とは、いったい何なのでしょう?。
それは選手のプレイに対して、一喜一憂することを楽しむことなのではないでしょうか?。
観客は、選手の素晴らしいパフォーマンスを見たら賞賛の拍手と歓喜の声を上げるだろうし、プレイ中のミスを見たら思わずため息が漏れたり、叱咤激励をしたりするものです。それはスポーツ観戦に於けるごく自然な反応であり、そうした一喜一憂を楽しむのがスポーツ観戦の醍醐味だと思うのですが、そうしたごく自然と溢れ出る感情の一部が、クルム伊達公子選手は気に入らなかったようです。
 
確かにクルム伊達公子選手の言い分も一部は理解出来ます。
大勢の観客から溢れ出るため息は、プレイする選手側からすれば、あまり気持ちがいいものではないと思います。でもだからと言って、自分のプレイのお粗末さを観客のせいにするのは筋違いだと思う。
 
そもそも、スポーツ観戦中のため息は、マナー違反なのでしょうか?。
クルム伊達公子選手が指摘するような「レベルの低い」行動なのでしょうか?。
例えば、ゴルフの試合でバーディーのかかったロングパットが外れた時に、観客から漏れるため息はマナー違反でしょうか?。サッカーの試合でPKを外した際に溢れ出るため息は、マナー違反でしょうか?。汚いヤジや試合会場に物を投げ入れるなどの行為はもちろん観戦マナー違反だとは思いますが、思わず漏れるため息は、そもそもマナー違反にはあたらないと思うのですが....。
その一方で、観客に対して怒りを向ける彼女の行動はどうでしょう?。
観客を罵倒する行為は、いちスポーツ選手としてマナーが悪いとは言えませんか?。
英語=Shut up!だと今イチニュアンスが伝わりづらいので、邦訳してみました。
  
   「SHUT UP!」=「うるさいッ!、黙れッ!!

 
ため息を聞きたくないなら、彼女がとるべき一番簡単な方法はただひとつ....
「最良のパフォーマンスをすること」です。
ため息を声援に変えるだけの、最高のプレイを披露すればいいだけの話です。
ただ、彼女はあの日、サマンサ・ストーサー選手に対してそれが出来なかった。
彼女が負けた理由はいろいろとあるとは思いますが。それを観客のせいにして非難している姿は、あまりにも見苦しく、また見ていて気持ちのいいものではありませんでした。
もちろん、勝ち負けはプレイヤーにとっては、とても大事なことでしょう。
でも、それが=観客の気持ちということでは必ずしもありません。観客は、結果よりも試合過程における選手の最高のパフォーマンスを見たいのです。その過程を一喜一憂したいのです。観客を見下して、「うるさい!」と罵倒する姿を見たい訳じゃありません。
クルム伊達公子選手は、間違いなく日本テニス界に名を残す偉大な選手ですが、今回彼女のとった非紳士的態度には、思わず“ため息”が漏れました。
   
これからクルム伊達公子選手の試合を観戦する際は、喜怒哀楽の感情をいっさい出さないようにして観戦することをお薦めします。声援は歓迎するけど、ため息は気に入らないので止めて欲しい....それはあまりにも身勝手だしアンフェアです。だから彼女の試合では声を潜めて静かに観戦しましょう。物音ひとつでも立てようものなら、「シャラップ!(うるさい!)」と罵倒されますよ。彼女の言うところの“レベルの高い”観戦を、皆で実践しましょう。
観客のことを見下し始めた彼女は、文字通り日本テニス会の“女王様”になったようです。
女王様の前では、我々一般大衆は頭(こうべ)を下げてひれ伏しましょう。
因みに、権力を乱用した女王が晩年どうなったか?は、歴史が教えてくれますよ、公子さん。
 
 
    「ため息ばっかりで、ほんとイライラするッ!!」
    伊達さん.jpg 
    ....と、ため息をもらすクルム伊達公子選手。
   そんな悪態をつく彼女に対して、こちらも改めてため息が出るのでありました
  
  
 
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教育放棄委員会 [辛口コメント]

島根県松江市教育委員会が市内の小中学校に対し、図書室にある漫画「はだしのゲン」を自由に読めないように閲覧制限を設けるように学校側に要請していたことが判明した。
松江市教委関係者によれば、作品内の一部の過激な描写が子供たちに悪影響があるのではないか?という指摘があったそうな。
 
....平和ボケも遂にここまで来ましたか。
そして、こんなところにまで表現の自由を規制しようという波が。
子供たちにトラウマが出来るって....!?
トラウマ上等!、それの何がいけないの??
それで戦争の悲惨さ、残酷さが伝わるなら結構じゃないか。
....っていうか、もっと子供たちの事を信用しましょうよ。
 
確かに幼い子供たちが読んだら、それなりにショックを受ける内容かもしれない。そしたら大人がきちんとフォローしてあげればいい。それが大人の役割であり、教育者としての役割でしょ?。そうしたフォローを最初から放棄しているとしか思えない今回の暴挙。要するに、松江市教委は教育者としてそうした面倒くさい仕事はしたくないということなんだな。
 
 
     ....これぞ教育放棄委員会!
     ドクロ.jpg
 

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

  • 作者: 中沢 啓治
  • 出版社/メーカー: 汐文社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: コミック

そもそも松江市教委のお偉い先生方は、ちゃんと「はだしのゲン」を読んだことがあるのかな?。ちゃんと読んで作品の本質を理解すれば、過激な描写や暴力的な描写が決して興味本位で描かれている訳ではないと理解出来ると思うけど。まさか松江市教委は、そんな読解力のない人たちの集まりなのか?。
それにしても一番悲しいのは、教委から要請を受けた学校側から、ただの一校も「それはおかしくないですか?」という意見が出なかったこと。結局、学校ってのは教委のいいなりなのね....トホホ。
 
松江市の子供たち諸君!!
バカな大人たちはがっつり無視して、
「はだしのゲン」をガンガン読んで下さい!
そして、戦争の悲惨さ、ゲンのたくましさを学んで下さい
  

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新宿ピカデリーで「ジャンゴ 繋がれざる者」を見ていたら、上映途中でフィルムが中断しちゃった件について [辛口コメント]

クエンティン・タランティーノ監督、待望の新作「ジャンゴ〜繋がれざる物」を、初日であり、“映画の日”でもあった3月1日(金)に早速鑑賞してきました。とても面白い作品だったので、映画の鑑賞記事をすぐにでも書こうと思っていましたが、その前にまず、映画鑑賞中に起きたちょっとした出来事について、今回は書こうと思います。是非、ソネブロ映画ファンの方にも聞いて頂き、もし自分だったらどう感じるか?を問いたい出来事です。
 
今回オイラが鑑賞に赴いた映画館は、新宿の大型シネコン「新宿ピカデリー」です。
当日は“映画の日”であり、また封切り初日ということもあって、劇場内は多くのお客さんで溢れかえっていました。因みに、オイラが鑑賞した回は、12:10スタートの回。
そして、その出来事は映画を鑑賞し初めて中盤くらいに起こりました。
場面はジャンゴ(ジェイミー・フォックス)とキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)がカルビン・キャンディ宅で食卓を囲みながら商談をしているシーンです。キャンディ邸で奴隷として働かされているジャンゴの妻・ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救出するため、キングとジャンゴは一計を案じてカルビンを騙そうと試みています。しかし、キャンディ邸に仕える奴隷頭のスティーブン(サミュエル・L・ジャクソン)がそのことに気がつき、内緒でカルビンに忠告します。自分が騙されていると知ったカルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)の怒りは爆発します。
 
....と、ここでレオナルド・ディカプリオの怒った顔がアップになったまま、スクリーンの映像がフリーズしてしまいました。ですが、そのままディカプリオの台詞は続いています。瞬間「これもタランティーノ監督独特の演出なのかな!?」と思いましたが、その後すぐに「どうやら映写機トラブルのようだ」と気がつきました。やがてスクリーンは真っ暗な状態になり、音声も途絶えて、完全に上映がストップしてしまいました。そしてしばらくの間、観客席には静寂が広がりました。
(こういう時、日本のお客さんはとても紳士的。誰も騒ぐ人はいませんでした)
お客さんのモヤモヤが暗い静寂に浮き出ているのを感じること約数十秒後、フィルムは映画が中断した少し前から再スタートしました。が、今度は字幕が表示されません。その後字幕無しで少しシーンが進んだところで字幕も正常に復活し、通常の上映へと戻りました。
 
 
劇場へと足しげく通ってらっしゃる熱心な映画ファンの方ならば、こうしたケースに出くわされた事が過去に何度かはあるのではないでしょうか?。かくいうオイラもこうしたケースに出くわしたことが何度かあります。今回のように上映が途中でストップしたり、映写機のピントがあっていなくてスクリーンがボヤけていたり、映写機の前を虫が飛んでいて、その影がスクリーン上に映し出される....なんてケースもありました。映画を鑑賞していて、こうしたトラブルに出くわさないことがもちろんベストですが、そこは人が操作するもの、いわゆるヒューマンエラーによるミスはつきものです。だから、今回のケースのように上映中のトラブルに関していちいち目くじらを立てるつもりは毛頭ありませんでした。
新宿ピカデリーという劇場の対応を知るまでは....。
 
今回オイラがこの出来事を記事にしようと思ったのは、上映が中断してしまった映写トラブルのことなどではなく、そのトラブルが起きた後の劇場側(新宿ピカデリー)の対応が、あまりに配慮が欠けたものだったからです。
 
映画「ジャンゴ」は感動のうちに終演し、劇場内が明るくなりました。
オイラは当然のごとく、劇場側から先ほどの上映中断について、場内アナウンスか何かでなんらかのコメント及び謝罪的なものがあると思っていました。ところが、劇場サイドはまるで何事もなかったかのように、そのことには一切触れず、いつものお決まりのフレーズ「お帰りはあちら、落とし物にご注意、エトセトラ、エトセトラ....」を流すだけでスルーしようとしたのです。さすがにこの対応に怒ったお客さんもいたみたいで、劇場係員に詰め寄る方々を数人見かけました。ぶっちゃけオイラもそこに参戦して共同戦線を張ろうと一瞬思ったのですが、「どうせ下っ端の人にクレームを言ったところで、上層部には届かないだろうし、清掃に入ってきた係員は多分バイトの人たちだし....」と思い直し、その場で劇場係員に何かを抗議するといった行動はとりませんでした。オイラの脇を通り過ぎていたお客さんのひとりが「すごく良い場面だったのに、あんな形で途切れて残念だったね」という主旨の話をされていました。オイラも心の中でまったく同意見でした。
 
今回珍しく悪役に挑んだレオナルド・ディカプリオ。映画が中断した場面というのは、その彼の渾身の演技が垣間見られる正に見せ場でした。コアな映画ファンの方ならすでにご存知かもしれませんが、この場面にはある秘密があります。レオナルド・ディカプリオ演じるカルビン・キャンディは、自分が騙されていたことを知り、激高します。怒りでテーブルを激しく叩きつけ、声を荒げるカルビン・キャンディ。その際、ディカプリオは割れたグラスで左手を切るアクシデントを負っています。
そう、あの場面の左手の血は、本物の血なのです!。
実際に左手をケガしながら、渾身の演技を見せるディカプリオ。彼が単なるハリウッドセレブではない、優れた役者だということを再認識させられる場面です。
映画の場面的にも緊張感溢れる場面であり、尚かつレオナルド・ディカプリオという役者の凄さを垣間見られるすごく見応えのある場面でのフィルム中断....返す返すも残念でなりませんでした。
 
だからこそ尚更、劇場側はその不手際をひと言お詫びする必要があったのではないでしょうか?。例えば、飲食店で料理になんらかの不手際(髪の毛が混入してた、とか)があった場合、お店は何らかの対応・もしくは謝罪をしますよね。いや、どんなお店であっても提供する商品に不手際があった場合、何らかの対応をするのが普通だし、当たり前の行為です。しかしながら、今回新宿ピカデリーは、その当たり前である行為をどさくさに紛れてスルーしようとしたのです。これは新宿を代表する大型映画館として、褒められるべき行動でしょうか?。大袈裟な言い方をするならば、我々映画ファンを愚弄する行為だと言えないでしょうか?。まるで、おぎやはぎの如く「新宿ピカデリーですが、何か問題でも!?」といったようなオレ様的対応ぶりには、怒りを通り越してホントにあきれてしまいました。
 
新宿ピカデリーでは、現場を監督・監視する態勢をとっていないのでしょうか?。
もし、上映中になんらかの不測の事態が起こった時、それに対して速やかに対処出来るのか?、今回の対応を見ている限り甚だ疑問です。或いは、今回のような事態(トラブル)が起こっても、それが責任者の耳に届くシステムにはなっていないのでしょうか?。いずれにしても、今回の新宿ピカデリーの対応は、残念ながらお粗末だったと言わざるを得ません。
新宿ピカデリーの関係者は、映画を愛していないのでしょうか?。もし、自分が同じ状況に遭遇した時、だんまりを決め込む劇場側の対応を何とも思わない方々なのでしょうか?。消費者と同じ目線に立てない人は、経営者として失格だと思います。
 
今回は封切り初日ということもあり、クエンティン・タランティーノ監督の熱心なファンの方々が、劇場につめかけたと想像されます。また、映画の日ということもあり、映画を愛してやまないファンの方々も、大勢つめかけていたのかもしれません。そういった映画ファンの方々に対してとった、今回の新宿ピカデリーの対応は、リスク管理という意味に於いても、娯楽を提供する施設としても、完全なミスだったと言えるでしょう。
 
 
映画ファンの皆さんは、今回の新宿ピカデリーという劇場の対応について、どう感じられますか?。

     
     「俺を欺こうとするヤツは、絶対に許さないッ」
     カルヴィン・キャンディ.jpg
   熱演に水を差された形のディカプリオさんも、きっと怒っていることでしょう
   
 
新宿ピカデリーの対応はさておき....
映画「ジャンゴ〜繋がれざる者」は凄く面白い作品です!。全編タランティーノらしい激しいバイオレンス色に満ちあふれてはいますが、同時にドラマとして実に見応えがある作品に仕上がっていました。悪役を演じたレオナルド・ディカプリオの熱演も素晴らしかったですが、一方でクリストフ・ヴァルツの飄々とした演技が強く印象に残った作品でした。
是非、皆さんも劇場で鑑賞して下さいッ!!(^皿^)/。
   

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TBSテレビ2月6日放送の「ダイ・ハード」が、あまりにもヒドかった件について [辛口コメント]

TBSテレビ「水曜プレミアシネマ」で2月6日夜に放送された映画「ダイ・ハード」。
「久しぶりに野沢那智さんのジョン・マックレーンに会える!」と、喜んで見ましたが、
これがまあ、実にひどいのなんのって!(怒)
 
地上波放送だから多少のカット場面は仕方ないにしても、そのカットの仕方がとにかく雑で滅茶苦茶。作品の面白さを半減させまくるようなそのやり方に、空いた口が塞がりませんでした。今回の放送に携わっている人たちは、絶対映画に対する愛情のない人達だと断言します。映画を愛する人に、こんなカットの仕方が出来るはずがない!。
 
オイラのようにリアルタイムで劇場鑑賞した人、或いはビデオやDVDで「ダイ・ハード」を鑑賞した人は多いでしょう。その一方で、今回のテレビ放送で初めて「ダイ・ハード」に触れたという人も、少なからずいたはずです。そういった人たちに映画「ダイ・ハード」がものすごくつまらない作品として伝わったとするならば、こんなに悲しいことはありません。もし、そんな風に感じた方がいたら「ダイ・ハード」をこよなく愛するオイラが、かわりに謝罪しておきます....「本当にごめんなさい!」。
 
来週には引き続き「ダイ・ハード3」が放送される予定だそうですが、今回のケースを見る限り「3」もまた滅茶苦茶なカットで作品を台無しにされる可能性が高いです。そもそも120分長の作品を地上波の2時間枠で放送すること自体に無理があります。2時間枠と言ってもCM部分等の時間を差し引いたら、正味90分ぐらいしか放送時間がないんですから。
30分以上も本編をカットされたら、そりゃ作品の面白さも半減しようってもんです。
(半減っていうか、もはや別物ですよね、実際)
最新作「ダイ・ハード5」の劇場公開にあわせての旧作地上波放送は、ある意味嬉しくもあるけど、もう少し作品に対する敬意や愛情を持って放送してもらいたいものです。
 
 
 『利潤追求のみに走る貴社に対して、我々は鉄槌を加える』
     ハンス・グルーバー.jpg
     いわゆる“猫”系である豹をイメージさせる悪役のハンス・グルーバー
     狡猾なキャラをアラン・リックマンが好演
 
因みに「ダイ・ハード」の日本語吹き替え版について。
「日曜洋画劇場」の野沢那智さんバージョンとDVDの樋浦勉さんバージョンの比較です。
 
  【登場人物】           【テレ朝版/DVD版】
 ジョン・マックレーン(NYの刑事)  ....野沢那智/樋浦勉
 ハンス・グルーバー(強盗団リーダー) ....有川博/小林勝彦
 アル・パウエル(LAの警察官)     ....坂口芳貞/内海賢二
 カール(ハンス率いる強盗団のNo.2) ...玄田哲章/大塚明夫
 ホリー・ジェネロ(マックレーンの妻)....弥永和子/駒塚由衣
 ソーンバーグ(テレビ局リポーター) ....安原義人/江原正士
 アーガイル(リムジン運転手)    ....江原正士/島田敏
 エリス(ホリーの同僚)       ....石丸博也/納谷六朗
 
どちらのバージョンも豪華声優陣で見応え充分。個々の声優さんたちのお芝居は本当に素晴らしいです。でも、DVD版は演出にやや変なところ(実際の役者さんのテンションと声優さんのテンションがかみ合っていない部分とか、日本語訳が今イチな部分とか)があって、それがとても残念な部分です。なので個人的には野沢那智さんバージョンがお薦めです。
野沢那智さんが他界される前に吹き替え完全版が制作されなかったのが、本当に悔やまれてなりません(悔し涙)。
  

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....とか言ってたら、こんなのが出るッ!、うわー!!(嬉しい悲鳴)
  
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新宿バルト9で映画鑑賞前に流れる奇妙なPV映像についての件 [辛口コメント]

皆さんは、最近新宿バルト9で映画をご覧になられましたか?。
オイラは先日、久しぶりに新宿バルト9で映画を見たのですよ。
鑑賞した作品は「ホビット 思いがけない冒険」。
映画に関する記事は後日改めて書くつもりでいますが、
その前にその時体験した出来事を今回は記事にしたいと思います。
 
映画が上映される前に流れる映像ってのがありますよね?。
通常は公開予定である作品の予告編であったり、テレビで流れているような企業CMであったりします。最近は劇場でのマナー向上を訴えるものや、海賊版防止を訴えるカメラ人間が踊るヤツとかもすっかりお馴染みとなりました。
で、先日新宿バルト9にて映画を鑑賞しようとしたら、
そういった映像の中に交じって、なんだか奇妙なPV映像が流れたのです。
 
 
主人公は若いひとりの男性。その男性が神妙な面持ちの状態でそのPV映像はスタートします。男性がいる場所はなんだか見覚えのある場所です。その場所とは?....そう新宿バルト9劇場内そのもの。そこに白いワンピースドレスの若い女性が登場し、ピアノを弾きながら切ないバラード曲を歌い始めます。歌は「♪私をバルトに連れていって〜」という歌詞で始まり、その歌をきっかけに男性の回想シーンへと突入します。
 
主人公の若い男性はどうやら新宿バルト9で働く従業員のようです。
同僚の若い女性(冒頭の場面で歌を披露していた女性と同一人物)に好意を持っており、女性もまたそれは同じのようです。若い男女が互いに好意を持っているとなれば、その流れは必然的にデートということになります。その男女もデートの定番である映画鑑賞へと出掛けます。やってきたのはもちろん、新宿バルト9。職場恋愛を隠すこともなく、堂々と自分達の職場へと映画鑑賞にやってきたその男女。とても勇気のある二人です(苦笑)。
 
ですが、そんな回想シーンから戻った男性の顔に笑顔はありません。
どうやら幸せだった二人の時間は終わりを迎えてしまった様子。ため息をつき、落ち込んでいる男性が仕事を終えて帰路につこうとしていたまさにその時、その女性が姿を現します。二人は互いに見つめ合い、ひとつのことを確認しあいます。そう、それは「お互いが相手を必要としている」ということ。互いの愛を確認しあい、めでたく元のさやに戻った二人。PV映像はふたりがポップコーンを片手に映画を楽しむ場面で幕を閉じます。
(ポップコーンは散らかさないで!、あとの掃除が大変だから)。
あー、めでたし、めでたし♪
 
 
....さて、こうして数分間に及ぶ新宿バルト9のPV映像を、我々観客は半ば強制的に見させられることになるわけですが、これを見て私たちはどういった反応を示せば良いのでしょうか?。だって、このPV映像...意図が不明なんですもん!

いえいえ、意図は大体察しがついているんですよ。 
歌詞の「♪私をバルトに連れて行って〜」という内容から想像するに、恐らく「新宿の街にお越しの際、映画鑑賞は是非バルト9で。ピカデリーじゃなく、バルト9でお願いします!」という事を伝えたいのでしょう。でも、このPV映像....何か変だとは思いませんか?。だって、このPV映像で描かれているのは、実際に映画館に足を運ぼうという我々一般の観客などではなく、バルト9で働く従業員なのですよ。あくまでも主役はバルト9の従業員なんです。
 
余談ですが、東京ディズニーリゾートのCMをご覧になったことがありますか?。
全編アニメーションで構成されたCMで、ディズニーランドを訪れる小さな女の子がその成長とともにディズニーランドを楽しむ様子が描かれます。やがて大人になって結婚し、子供も生まれ、歳をとっていくその女性。そのそばにはいつもディズニーランドがある....そういったPV映像です。
これが、いわゆる正しいコマーシャルの典型的形です。あくまでも主役は施設を訪れるお客さんであり、決して従業員などではありません。施設を楽しむお客さんの映像を見せて、「さあ、あなたも同じように楽しい思い出を作りに来ませんか?」というのが、正しいCMのはずです。でも、今回の新宿バルト9のPV映像で描かれるのは、そこで働く従業員。一般のお客さんは蚊帳の外です。従業員の恋愛模様を見せられて「よし、我々も新宿バルト9に映画を観に行こう!」という気持ちになるでしょうか?。
 
 
それとも、何か別の目的で作られたPV映像なのでしょうか?。例えば....
あなたも、新宿バルト9で一緒に働きませんか?。バルト9では従業員同士の恋愛を強く推奨しています。正社員、パート、アルバイトに関わらず、好意を抱いた異性、もしくは同性がいたら、どんどんデートして下さい。その際は是非映画デートを楽しんで下さい。バルト9で映画鑑賞すると、従業員割引制度が適用出来ますよ
....といった社員勧誘のPV映像だったのでしょうか?。
社内恋愛を推奨する会社、羨ましくて仕方がありません。願わくばオイラも就職したいです。
でも、それこそ我々一般の観客には関係のない話ですよね。そんな映像を映画本編鑑賞前にバラード一曲分丸ごと数分間見せられることになる我々観客。オイラはこのPV映像を見ながら、なんだかモヤモヤしたものをずっと感じていたのでありました。
 
 
一応、誤解のないように言っておきますが、オイラは新宿バルト9という劇場は結構お気に入りなのですよ。新宿で映画を見る時はよく利用しています。
劇場をPRするためにPV映像を作るのもアリだとは思います。
でも、そうした部分にお金をかける前に、まずは従業員教育を徹底して欲しいと感じる時があります。オイラは鑑賞前にプログラムを買う派なのですが、まあ新宿バルト9のグッズ売り場にいる従業員のそっけない態度といったらありません。もちろん、すべての方がそうした無愛想な人ばかりだというつもりは毛頭ありませんが、ただオイラはそうした人にブチあたるケースが結構多いのです。こちらとしてはこれから楽しみにしていた映画を見るためにワクワクした気分でいるのに、プログラムを手渡す従業員は笑顔もなく、お客さんと目を合わせることもない。そうした従業員で出会うと、映画を見る前に嫌な気分にさせられます。まあ、必要以上に明るい笑顔をふりまかれるのも嫌ですけど、普通にお客さんの目をみて商品を手渡すことぐらいは最低限して欲しい。サービス業の本質を理解していない従業員にあたると、映画を見る前から本当に萎えてしまいます。
 
 
昔は映画館にもホテルのような支配人がいたと記憶しています。
今はそうした存在の方はいないのでしょうか?。新宿バルト9にもそうした営業を総括する方がいるとは思いますが、そうした方は一度お忍びで現場の従業員の接客態度を観察して欲しいですね。
我々映画ファンは単に映画を見るためだけに映画館を訪れる訳でありません。ほんの数時間、浮き世という現実世界を忘れて、映画の世界に浸るために劇場を訪れるのです。映画館はそうした空間を提供するサービス施設のはず。オイラはピカデリー派ではなく、バルト派なので、新宿バルト9には従業員のサービス向上も含めて頑張って欲しいと願います。別に特別なことをしなくてもいいんです。普通に笑顔で接してくれたら、それで充分なのです。
 
      
      頑張れ、新宿バルト9!(^U^)/
      RIMG1811.JPG
  

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「ドラゴン・タトゥーの女」を見ながら、モザイク問題について考える [辛口コメント]

「ベンジャミン・バトン」「ソーシャル・ネットワーク」と、
ここのところD・フィンチャー作品離れが続いていましたが、新作「ドラゴン・タトゥーの女」は、フィンチャー初のリメイク作品&サスペンス回帰ってことで、久しぶりに食指が動き、今回は劇場鑑賞してきました(^皿^)。
 
        『ドラゴン・タトゥーの女』 
      ( 原題:The Girl with the DRAGON TATTOO )
 
 監督:デヴィッド・フィンチャー
 原作:スティーグ・ラーソン著「ミレニアム〜ドラゴン・タトゥーの女」
 出演:ダニエル・クレイグ        ....ミカエル/有能な雑誌記者
    ルーニー・マーラ         ....リスベット/覆面調査員
    クリストファー・プラマー     ....ヘンリック/ヴァンゲル財閥の元会長
    ステラン・スカルスガルド     ....マルティン/同上の現社長
    ロビン・ライト          ....エリカ/雑誌ミレニアムの編集長
    ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン....ニルス/リスベットの後見人
    スティーヴン・バーコフ      ....ディルク/ヘンリックの顧問弁護士
    他
  
 
作品に関しては、ソネブロでもすでに色んな方が述べられているので割愛しますが、
結論から言うと久しぶりにフィンチャー節を堪能出来た作品でした。
まず、いきなり冒頭のオープニングからヤラレれました。名曲「移民の歌」にのせてタイトルロールが始まるや否や、これでもか!と溢れ出すビジュアル・イメージの数々。これがもう、ものすごくかっこ良くてシビれました。フィンチャー監督曰く「アレはリスベットの悪夢を映像化したもの」とのことですが、悪夢というにはあまりにも美しく魅力的で、もうこの映像だけ30分くらい続けて見ていたい!という衝動にかられました。
 
残念ながらミステリー物としては特に目新しいものはなく、犯人なども割とすぐに想像出来るような展開でしたが、それでもスウェーデンの寒々しい風景とか、殺人鬼の部屋の冷たい感じとか、リスベットがレイプされる時の俯瞰から見つめる渇いた嫌〜な感じとか、リスベットに攻撃されて顔面が破壊された時の犯人の顔とか、随所に見られるフィンチャー演出が実に魅力的で、2時間たっぷりとフィンチャー節を楽しむことが出来ました。
何よりもリスベットを演じたルーニー・マーラがとにかく素晴らしく魅力的でした!。
この映画はダニエル・クレイグ演じる雑誌記者ミカエルの登場から物語の幕が明けますが、蓋を開けてみれば紛れもなくこの映画の主人公はリスベットそのものでした(ダニエル・クレイグ演じるミカエルなんて、特に魅力的な人物でもない)。
他人とのコミュニケーションをとるのが苦手で、幼少の頃より過酷な環境で育ってきたリスベット。秀でた記憶能力とコンピューター操作に長けた彼女は、雇われ調査員の仕事で生計を立てています。パンクロック姿に身を包み、終始うつむき加減で、繊細さと内に秘めた狂気とを、ルーニー・マーラは文字通り体当たりの演技で熱演していました。映画の前半で女性としてはかなり辛い仕打ちにあう彼女ですが、その彼女が反撃に転じるところなどは、思わず「よくやった!」と応援せずにはいられませんでした。この感覚は以前「猿の惑星:創世記」でシーザーを見ていた時に感じたものと似ていました。虐げられてきた者が遂に反撃した時に感じるカタルシス....リスベットの魅力に完全に魅了された2時間でした。
先のアカデミー賞では主演女優賞をメリル・ストリープに持っていかれましたが、オイラ的には肉体的にも精神的にもタフさを要求されるこの役を見事に演じきった彼女に、是非オスカー像を渡したかったです。(メリル・ストリープが偉大な役者だってことはもう皆わかりきってるし、今更オスカーなんて渡す必要なし。そもそもストリープ受賞なんて、当たり前すぎてつまらん!)。
 
 
さて、ここからが本題です。
作品を劇場でご覧になられた方はすでにご存知のように、この作品ではある場面で画面上にモザイクがかかる場面があります。それは物語の中盤、ダニエル・クレイグ演じるミカエルと、ルーニー・マーラ演じるリスベットがSEXをするベッドシーンでのことです。
一応簡単に場面を説明すると....
事件の調査途中で命を狙われたミカエルは何者かに銃撃され額に大けがを負ってしまいます。それを応急処置したリスベットは、不安に陥るミカエルを横目に見ながら、おもむろに全裸になりミカエルのベッドに潜り込むとセックスをし始めるのです。最初は戸惑うミカエルも結局はことに及ぶ訳ですが(男だもんね♪)、結果的に脅えていたミカエルは精神的落ち着きを取り戻すことになります。
....と、このベッドシーンで最近では見たこともないような、とても大きなモザイクが画面いっぱいに広がりました。そのことにオイラは唖然としてしまったのです。
 
とにかくもう、本当に興醒めするようなモザイクでした。
せっかく映画の世界に没頭していたのに、画面上に広がる無粋なモザイクのおかげで急に現実世界へと引き戻されて、もう怒り心頭でした。確かに激しいセックス場面ではありましたが、あれほどまでに大きいモザイク処理が果たして必要だったのかな?と疑問でなりません。恐らくダニエル・クレイグかルーニー・マーラの性器かアンダーヘアが映っていたための処理だったと想像しますが、それにしてもモザイク処理が大きすぎます(スクリーンの1/3は隠れたであろう大きさ!)。そもそも今時性器が映ったぐらいで大騒ぎするようなヤツはいないし、そんな人は最初からフィンチャー作品なんて見に来ないですよね。
 
昔に比べて性器の描写に関しては、割と寛大になったのでは?という認識でいました。
例えば「サイドウェイ」や「ハングオーバー」でも成人男性のフルチン映像にモザイクはなかったし、「ウォッチメン」でもDr.マンハッタンのモノ(CG性器だけど)は堂々と映っていました。
無論、ただ性器が映るのとベッドシシーンやセックスシーンで性器が映るのとでは意味合いも違ってくるとは思いますが、それでもセックス場面で性器やアンダーヘアが映ったとしてもそれはしごく当たり前の映像なのに、それをことさら「これは見てはいけません!」と強調することに果たして何の意味があるのか?、まったくもって理解不能です。別にAVのようにことさら性器を強調して見せている訳でもないのに、ちょっと過剰に反応しすぎなのではないでしょうか?。
 
そもそも、あのセックス場面は単なる男女の情事を描いている訳ではありません。
他人とコミュニケーションをとる能力が著しく欠けているリスベットは、ああすることでしかミカエルを精神的に落ち着かせることが出来ないという、ある意味悲しい場面でもある訳です。動物的本能でしか他人とのコミュニケーションをとることが出来ないリスベットの悲しい部分を描いた重要な場面であり、だからこそ、映画のエンディングでの失恋場面がとても切なく感じられるのです。そんな重要な場面でたかだか性器やヘアがちょっと映ったぐらいでモザイクをかけてしまう、この国の文化的レベルは本当に低いと言わざるをえません。
 
そもそもモザイクと言えば聞こえは良いですが、あれは単なる“キズ”に他なりません。
フィンチャー作品でボカシと言えば、とても苦い思い出があります。それは彼の代表作でもある「セブン」でのことです。映画の冒頭、大食の罪で殺された被害者が警察の検死室で横たわっている場面で、彼の性器にボカシが入ります。背景にちらっと映るだけなのに、ボカシを入れることでかえってそこに注目が集まってしまうという逆効果ボカシに、オイラは当時とても憤慨したのを今でも覚えています。
しかも、あの死体....作り物(ダミー)だったというのに!。
(おそらくボカシを入れる指示を出したどこかのお偉いさんは、アレが偽物だということにすら気がついていないと思う)
 
こちらは商品にお金を払って鑑賞しているのに、何の断りも無しに唐突にキズ物を見せられるのはとても不愉快だし、納得がいきません。せめて映画館サイドは前もって「この作品にはキズ(モザイク)がありますよ」ってことをきちんと明示するべきです。
何よりオイラはルーニー・マーラやデヴィッド・フィンチャー監督に申し訳がありません。ルーニー・マーラは文字通り体当たりの演技を披露し、フィンチャー監督は本来オブラートに包むような場面も逃げずに正面きって演出してる....そういったある種の覚悟を決めた仕事を、ああいった形で傷つけられる事が、本当に不愉快でたまりません。僭越ではありますが、D・フィンチャー監督作品のファンやルーニー・マーラのファンを代表してオイラが謝罪しておきます。
 
 デヴィッド・フィンチャー監督、そしてルーニー・マーラ様、
あなた方が魂を込めて作った作品をこのような形で傷つけてしまい、本当に申し訳ありませんッ!
 
 
この国で映画はいまだ芸術ではないのでしょうか?。
例えば、ヌードを描いた絵画にモザイクをかけて展示するなんてことはしないですよね。ダンテ像が性器丸出しだからと言って、下半身に布をかけて展示したりするでしょうか?。
映画ファンは、今回のモザイク問題についてもっと怒りを露にするべきだと思います。
映画という芸術を検閲無しで見られる日が実現するように切に願わずにはいられません!。
 
 
 
 
「....モザイク、消去しちゃっていい?」「許す!」
リスベットとオイラ.jpg 
 

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